ママたちに聞く「子どもの食と未来を考える調査」
パルシステム生活協同組合連合会は、幼児から高校生までの子どもを持つ母親1,000名を対象に、2013年7月26日~7月29日の4日間にわたって「子どもの食と未来を考える調査」を実施した。
子どもの食事で気になるのは「好き嫌い」
調査によると、母親たちが子どもの食事で気になるのは、1位が「好き嫌い」、2位が「テレビを見ながら」という結果となり、その他にも「箸の持ち方が正しくない」などの意見がでた。
そして、子どもが嫌いな野菜はという質問では、1位が「セロリ」、2位が「ピーマン」、3位が「グリンピース」という結果となり、嫌いな野菜を食べてもらうために、「子どもが好きな味付けにする」母親が多数を占めていることが分かった。
その他にも、「できるだけ細かく刻む」「子どもが好きなものと一緒に出す」「子どもに料理を手伝ってもらう」などの意見もあり、母親たちがいろいろな工夫をしている様子がうかがえた。
子どもたちの食と未来への思い
日ごろの子どもの食事で気をつけていることはという質問には、「3食きちんと食べさせる」が1位となり、次いで「好き嫌いなく食べさせる」、「多くの品目を食べさせるようにしている」となり、回数や品目数、偏食など、それぞれに気をつけていることが明らかにされた。
食材を選ぶ気持ちとしては、「おいしく食べてほしい」「成長のために必要」などがあるようで、野菜を買う際には、新鮮度や価格の他に、無農薬などに気をつける母親もいるようだ。
夏休み中の子どもの食生活は乱れがちといわれているが、それぞれに子どもたちの食への思いがあるようで、今回の調査により、母親たちも改めて子どもたちの食生活を考えさせられたようだ。
パルシステム生活協同組合連合会による調査リリース
http://www.pal.or.jp/group/research/2013/130828/index.html