小学生のお母さんに聞いた「学校給食に関する調査2013」
パルシステム生活協同組合連合会は、2013年9月20日から26日の7日間、小学生の子どもを持つ母親に対して、「学校給食に関する調査2013」を実施した。
有効回答は、1,000名となっている。
(この画像はプレスリリースより)
小学生が好きな給食メニュー
最近の学校給食は、郷土料理や地元の名産品を使ったメニューなど、さまざまなメニューが出されている。
そんななか、いまどきの子どもたちが好きな給食メニューを聞いたところ、1位には「カレーライス」があげられ、2位は「鶏のから揚げ」、3位は「ハンバーグ」という結果になった。1位の「カレーライス」は、特に低学年に人気が高く、8割近くの子どもたちが好きな給食メニューであった。
また、地域によって好みが分かれるメニューもあり、中国・四国地方では「冷凍みかん」、関東地方では「揚げパン」、東海地方や北陸・甲信越地方では「ソフト麺」が人気が高い傾向が見られた。
学校の取り組みとお母さんが期待すること
調査では、学校給食に対する取り組み内容も調査され、お母さんたちが小学生だった頃と、現代の小学校との違いも明らかになった。
お母さんたちが小学生だった頃、学校で給食時に受けていた指導は、「残さず食べるように促す」が第1位で、72.7%のお母さんたちが回答している。しかしその一方で、現代の小学校での取り組み内容を聞いてみると、「少しずつでも食べられるように促す」が最も多く、52.8%と半数以上となった。
さらに調査では、お母さんが給食に期待することも調べられている。給食を通じて子どもに身につけてほしいことの1位には、「食べ物の大切さ」があげられ、給食から学んでほしいことは「社会での協調性」と「助け合いの精神」であった。
そして、9割以上のお母さんが期待する取り組みとしては、「地産地消給食」「ふれあい給食」「炊き出し給食」などがあげられている。調査においては、ほとんどのお母さんが以上のような取り組みを実施してほしいと期待しており、学校給食に必要性を感じていることも明らかとなっている。
パルシステム生活協同組合連合会によるプレスリリース
http://www.atpress.ne.jp/view/39918