無印良品が初の「お子様一時お預りサービス」
無印良品を展開している株式会社良品計画はこの度、グループ初となるサービス「お子様一時お預りサービス」を、無印良品渋谷西武でスタートしたことを発表した。
このサービスは、無印良品渋谷西武が2013年11月29日(金)にリニューアルオープンした際に始められたもので、育児用品大手のピジョン株式会社の子会社、ピジョンハーツ株式会社への委託運営という形で運営される。
(この画像はニュースリリースより)
「木育ルーム」でお子様一時お預り
無印良品は、今年4月に締結した「ウッドスタート協定」のもと、子どもたちに関わる製品やサービスの充実に努めてきた。その活動には、国産材中心の木材で構成された遊び場「木育ひろば」の設置と推進も含まれており、今回、無印良品渋谷西武にも導入されている。
そして無印良品渋谷西武においては、「木育ひろば」だけでなく「木育ルーム」と呼ばれるスペースを併設することで、一時的に子どもを預かるサービスをおこなっていくこととした。
この「木育ひろば」と「木育ルーム」は、東京おもちゃ美術館が監修協力をするもので、「木と共に過ごす時間の提供」がコンセプトの「木育ルーム」においては、床材に杉材が用いられ、「木」に囲まれたような室内環境となっている。これにより、木の温もりを感じながら、楽しくのびのびと遊べる空間が提供されていく。
「木育ルーム」導入のきっかけ
無印良品渋谷西武がある渋谷エリアでは、小さな子どもを一時的に預ける施設がもともと少なく、子ども連れでゆっくり過ごしてもらうことが難しいとされていた。
しかし無印良品においては、家族で利用する人が多く、リニューアル後の無印良品渋谷西武においても、家族でゆっくりと買い物を楽しめる店舗として生まれ変わることが目標とされていた。
そのため無印良品は、「木育ひろば」とともに「木育ルーム」を併設することで、「お子様一時お預りサービス」を始めることとした。このサービス開始により、子連れの人にも安心して渋谷エリアに来てもらえるようになることが期待されている。
株式会社良品計画のニュースリリース
http://ryohin-keikaku.jp/news/2013_1126.html