地域全体で活動を応援
4月20日、多摩川河川敷の二子玉川緑地運動場で、「せたがや水辺の楽校」本年度の開校式が行われた。
開校式には行政や地域関係者らが多数参加し、都立世田谷総合高校などの吹奏楽部の演奏によるコンサートやネイチャーゲーム、魚のすみか作りをした。
(画像はせたがや水辺の楽校ホームページより)
多摩川と親しむ
「せたがや水辺の楽校」は地域の子どもたちが多摩川などの自然を楽しむ体験学習の場や、地域の中で子どもと大人の子育ての場を作ろうと、さまざま活動を行っている。
魚やザリガニとり、木登り、どろんこ遊び、ビオトープやひみつ基地を作るなど、子どもたちと一緒に遊びを考え、成長に大事な要素「遊び」「学ぶ」「つながる」を経験する。
水の危険さを知る
自然に親しむことは、自然の脅威に近づくことでもある。子どもたちが安全に水辺で遊べるように、安全学習を行い、危険個所の点検も行っている。
自然環境を守る心を育てる
多摩川の水辺には貴重な野生動物の生息地がある。現在では少なくなってしまった生態系を守るために、専門家と一緒に子どもたちと環境について考えていく。
この活動は、1996年に国土交通省が「水辺の楽校プロジェクト」として実施を決め、子どもたちを中心に地域と行政が一体となって行っている。
せたがや水辺の楽校 公式ホームページ
http://www.re-forest.com/setagaya_mizube/せたがや水辺の楽校 ブログ
http://semizube.exblog.jp/せたがや水辺の楽校連絡会 ホームページ
http://quark-staff.com/setagaya-mizube/main.htm