安全な給食を食べさせるためには
「子供達を守る会@九州」15日、福岡市議会に『市内小中学校における学校給食の安全確保に関する請願書』を提出した。請願書には福岡市議9名の署名も添えられた。
請願事項は以下の3つである。
1.給食献立に沿った、食材毎の産地公開
2.複数個の食品用放射能測定機器導入により、多数拠点における頻回な検査実施と結果公開
3.成人を基本とした暫定基準値ではない、市独自の『こども基準値』設定
子どもの未来は食の安全から
「子供達を守る会@九州」のメンバーは小中学校に通う児童の保護者45人で、日ごろから学校給食の安全性に問題意識を持って活動していたがtwitterでの呼びかけをきっかけに会を発足した。
子どもたちへの放射能の影響は統計的にもどのくらいの期間で、どの程度のものかが分かっていない。親として子どもにできることは、その影響を最小限にすること。請願書の提出が広く一般に知れ渡ることが重要であると会のメンバーは考えている。
学校給食の問題は、放射能の影響の少ない素材を探すという観点から地産地消の推進とも関連が深い。遠隔地からの輸送コストの軽減なども期待できるということで、今後も会は教育委員会や給食センターとの協力関係構築をおこないながら活動していく方針だ。
NetIB-NEWS記事-
http://www.data-max.co.jp/2011/09/16/post_16264_dm1127.html