最低3歳までは同じ布団で
MailOnlineのBad news for dadsに掲載された記事によると、イギリスの研究者らが「少なくとも3歳まで母親と一緒のベッドで寝た子どもは安定した成長をみせる」との見解を示した。
海外では早くから子どもに個別の部屋を与えてひとりで寝かす習慣があるが、日本では多くの家庭が小学生くらいまで同じ布団で寝ているケースが多い。家の作りなど物理的な理由もあるが、日本古来の形式が理に適っているということだ。
報告によると、ひとりで寝かせた子どもは睡眠の質が低下し、それが脳の発育に影響を与えるというものだった。母親の体から離れているとレム睡眠・ノンレム睡眠のバランスが崩れやすく、深い眠りを得にくいとのことだ。
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良好な親子関係を確立する効果も
海外では親に押し潰されるなどの事故を防止するために別々に寝るのが好ましいとの意見があるが、日本人とは明らかに体格が違うので過度の飲酒や疲労がない限り母子が一緒に寝るとこを問題視する必要はないだろう。新生児の窒息事故は親による圧迫より枕やおもちゃが原因となっていることがはるかに多い。
睡眠のリズムやストレスホルモンが脳に与える影響は軽視できず、後に親子関係が難しくなったり、暴力問題や異性問題などの原因となりうる。良好な親子関係を築き、非行や反抗期を解決するカギは母親のぬくもりを感じながら安眠することにある。
MaikOnline-
http://www.dailymail.co.uk/health/article-2054393/Bad-news-dads-Babies-share-mothers-bed-age-good-hearts.html