内定がゴールではないので
学研グループのタートルスタディスタッフが行ったアンケートの結果によると、ゆとり世代にあたる現役の就職活動中の大学生はとても前向きに就活に取り組んでいることが分かった。
「大学卒業時に自分が希望する企業(業界)に入社できると思うか」という質問に対し、「そう思う」・「たぶんそう思う」を合わせると実に6割以上がポジティブに考えているということが分かった。
世間を知らない、ゆとりならではの楽観性などといってしまえばそれまでだが、厳しく長い就職活動をくぐり抜けねばならない当事者たちにとってはポジティブに頑張れる力は重要だ。いざ会社で戦力となる場合でも、ネガティブよりポジティブな人のほうが良いだろう。
※イメージ
意外に現実的?
世間的には何かと批判の的となる「ゆとり世代」だが、本人達だって好きでその世代を生きているわけではない。意識調査の結果によると、「自身が「ゆとり世代」であることをどう思うか」という質問に対し「気にしていない」「他の世代と大差ない」が合わせて8割以上で、彼らは言われるほど気にしてはいないことが伺える。
「就職に役立つアルバイトは何か」という質問に対しては、トップが「飲食店・フード」「講師・インストラクター」がほぼ同数で、「営業・テレアポ」、「小売・コンビニ」と続いた。マナーや礼儀など社会で必要とされるスキルを磨ける職業が挙がったことから、社会で働くことへの認識は正しく身に付いていると解析される。
いつの時代だって「今時の若いものは」と言われながら社会に適応していった。時代と共に人も変わることを年長者も理解して皆が働きやすい環境を作るのが得策だろう。
学研の家庭教師-
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