喉に詰まりにくい形で開発
こんにゃくゼリー製造販売大手の「マンナンライフ」は消費者庁が定めた安全指標に則った新商品「ララクラッシュ」の販売を始めた。
こんにゃくゼリーでの窒息事故の多発を受けて、消費者庁は直径約1センチ以下の大きさにするなどの安全指標を公表した。「ララクラッシュ」はこんにゃくゼリーを約8ミリ前後にカットし、軟らかいゼリーで包み込んで事故防止につなげている。
子ども・高齢者のへの注意喚起は継続
消費者庁によると、新製品はポーションタイプでこれまでの商品と同じ形だが、砕けやすい形状に工夫されているとのこと。それでも乳幼児に与えるリスクは変わらず、わかりやすく表示するようにマンナンライフ側に求められた。
蒟蒻畑シリーズは元来のポーションタイプの袋には大きく幼児・高齢者が食べる際の注意喚起が記載されている。クラッシュタイプの商品は特定保健用食品であり、あえて子供のおやつとして食べさせなければならない理由は考えにくい。
形状を工夫しても、思わぬ事故は起き得るものである。メーカー側の努力はもちろんのことだが、乳幼児を保護者側の意識も重要であることは変わらない。
株式会社マンナンライフ-
http://www.mannanlife.co.jp/index.html