4年間かけた育児調査。
株式会社ベネッセコーポレーションの社内シンクタンク「ベネッセ次世代育成研究所」は、2011年12月5日、4年間かけた初めて子どもを持つ親が妊娠、出産、育児にどのように関わっていくのかを調査した総合結果を発表した。
アンケートは妊娠後期、出産時・0歳児期、1歳児期、2歳児期の4年に渡って実施された。出産時の環境がどのように後の育児に影響を与えているかなどが分かる結果が出された。
調査の結果は・・・。
出産時にリラックスできた親は、できなかった親に比べると子育てに自信を持てる割合が高くなる。妊娠期に父親が育児書などを読んでいると、子どもが生まれてから育児に関わる頻度が高くなり、子育ての自信にもつながっている。
妻が夫に感じる愛や、仕事や育児をねぎらってもらっていると感じるのが減少傾向にあり、妊娠後期から0歳児期が最も減少している。妻が育児などについて相談する相手は子どもの年齢によって変わっていくが、夫の相談相手は妻が主で、子どもの成長とともに減少傾向にある。
夫の労働時間は半数以上が10時間以上の勤務で、勤務時間の増加に伴い子育てへの自信は減少傾向にある。などの結果が出された。
ベネッセ次世代育成研究所
http://www.benesse.co.jp/jisedaiken/index.htmlPR TIMES プレスリリース
http://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000187.000000120.html