成長や教育へ悪影響
アスコムから出版されている『10歳までの子育ての教科書』には脳科学やメディアでお馴染みの22人の教育専門家により様々な角度から子育てのサポートがなされている。そのなかで、複数の専門家が生活習慣の崩れや夜更かしについて警鐘を鳴らしている。
『10歳までの子育ての教科書』では、10歳までの育児の重要性を生活習慣や家庭学習、しつけ、食生活などの面から専門家がアドバイスをしている。子育てに悩んだ時に頼れる1冊だ。
親の生活に子どもを合わせて夜遅くに居酒屋やファミリーレストランに出入りする家族が増えた。子どもの成長や教育にとって良い影響がないことは想像に難くないが、実際どうなのか。
IMage:Amazon 世界一寝不足な日本の子ども
夜更かしや生活リズムの崩れは脳の成長にとって悪影響となる。規則正しい生活をすることで脳内物質が正常に働き、神経系統の正しい発達へつながる。
夜更かしは朝寝坊につながり、朝食を抜くことになりかねない。朝食をきちんと取る子どもは、取らない子どもに比べ成績が良いとの調査結果もある。
慢性的な夜更かしは時差ぼけを起こし、体調不良や糖代謝の低下によって生じる糖尿病や、ホルモン分泌への影響から生じる肥満、高血圧や情緒不安定といったリスクもある。適切な改善策としては、朝日を浴びて日中は適切な運動をすることだ。
日本の子どもは塾通いや習い事でとにかく忙しく、趣味に当てる時間もあわせると睡眠時間が短くなりがちだ。世界的に日本の学力の低下が叫ばれているが、必死に勉強することよりも子どもらしい生活習慣を取り戻すことが大切なのではないだろうか。
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