エステーより家庭用放射線測定器が発売

エステーは7日、家庭用放射線測定器の新製品「エアカウンターS」を発表した。来年2月よりドラッグストアやホームセンター、インターネットでの購入が可能となる。

エステーは10月より福島県を中心に家庭で使える放射線測定器を発売していたが、製造が追いつかない状態で量産タイプの開発が求められていた。今回発売になる「エアカウンターS」はより高性能かつスリムで軽量化を実現した（価格：7900円）。

※エステーホームページより「エアカウンターS」は従来品より測定感度の性能がアップしており、測定時間が短縮されて最長2分となった。計測完了後に直前の約1分間の平均値を表示する機能などが搭載されている。

大きさは直径2cm×長さ17cmの手のひらサイズで、60gと軽量となった。地上から1mの高さにおいて、放射線のひとつである空気中のガンマ（γ）線を0.05μSv/h〜9.99μSv/hの範囲で計測できる。

2012年1月、「エアカウンター」および「エアカウンターS」のユーザーを対象とした専用サイト「エアカウンターリポート」がオープンする。サイトでは測定した放射線量と測定場所を送信することで、これらの情報をもとに各地の測定情報マップが作成され、提供される。測定結果などに対しての質問に首都大学東京の放射線安全管理学の専門家が回答するサービスも提供される。




エステー株式会社-http://www.st-c.co.jp/topics/2011/000411.html

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