スプーンを使うより、手で与えたほうがよい!?
インドの新聞THE ECONOMIC TIMESで2月13日に取り上げられた記事によると、赤ちゃんに手で食べさせるのはよい方法であると報じられた。インドでは昔から手で離乳食を与えていたが、ここ最近は西洋化が進み、スプーンで離乳食を与える母親が増えてきているという。
ノッティンガム大学の最新の研究結果として、赤ちゃんに離乳食をあげる方法として、スプーンであげるよりも手で食べさせたほうが健康的であると発表された。スプーンで離乳食を与えられた赤ちゃんは、後に肥満になりやすいとしている。
Photo:PhoTones By TAKUMA国によって異なる離乳食の与え方
数ヶ月前にノルウェーに住むインド人の母親が赤ちゃんに手で食べさせていたところ、ノルウェーの政府は無理やり食べさせているとして非難したということがあった。西洋ではスプーンであげるのが当たり前で、このインド人の母親の行動が衝撃的だったのであろう。
テクノロジーが発展し続け、機械や道具にたよることの多い現代。インドの専門家は食べることくらい手を使ってもよいのでないかと述べる。また過去の研究で、親子のスキンシップは絆を築く上で大事であることがわかっている。研究者は、赤ちゃんに手で食べさせることは後に子どもたちが生活習慣病になりにくくなると主張している。
Old fashioned finger-feeding is actually better than spoon-feeding: Study
http://economictimes.indiatimes.com/opinion/finger-feeding-is-better-than-spoon-feeding-study/articleshow/11865871.cms