小さな島国に嬉しい結果
経済協力開発機構(OECD)の報告書、「2011年の教育概要」によると、日本はアジアで最も教育された島国であることが、NASDAQのホームページ上で明らかになりました。
高等教育を受けた日本の人口の割合は44%で、アメリカに比べて3%ほど高い結果となっており、日本の中等教育の卒業率は95%という数値がでています。
日本の高い教育が、トヨタやキャノン、三菱フィナンシャル·グループなどの多国籍企業の成功があることと、円が安全な資産であることの一因となっているとのことです。
教育は良くても・・・
良い教育を行っている反面、人口増加が2000年から2009年にはたった0.46%の伸びとなり、OECDの中でも6番目に遅い成績となっています。みなさんご存知である高齢化社会についても指摘されている現状。
これからますます高齢化社会となる我が国。2050年頃には、1人に対して1人の老人をまかなう時代となります。
最高の教育を行う国でありますが、出産後働きたくても保育園が足りないために働けなかったり、働けたとしても、やりたい仕事からはずされることになって働くモチベーションがなくなる女性がまだ大勢いるような社会の中では、子どもを積極的に増やしたいという思いはなかなかなれないのが、今の日本ではないでしょうか。
編集部 柴崎 翠
NASDAQ
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