お腹の赤ちゃんが大きくなる!?
2月21日付けのHealthDay Newsの記事で、妊娠中のインフルエンザの予防接種はお腹の中の赤ちゃんの成長を助けると発表された。お腹の中の赤ちゃんが小さいと産まれてからも健康面での問題が生じやすいのだという。新しい研究によると、妊娠中にインフルエンザの予防接種をうけた場合、お腹の中の赤ちゃんが小さすぎる割合が少ないという結果が出た。
この研究はバングラデシュで合計340人の妊婦を対象に行われた。170人はインフルエンザの予防接種をうけ、また残りの170人はインフルエンザ以外のワクチンのみが与えられた。この2つのグループの女性の赤ちゃんの大きさを調査した結果、インフルエンザの予防接種をうけた妊婦さんの赤ちゃんが小さすぎる割合は26%!もう一方のグループの女性のお腹の赤ちゃんが小さすぎる割合は45%だった。
Photo:Pregnant Woman Prostrate, Lying on the Ground By Black Photo Studio産まれてくる赤ちゃんにより良い人生のスタートを!
両グループの赤ちゃんの平均出生体重を見ても同じような結果が出た。Canadian Medical Association Journalによると、インフルエンザワクチンを接種したグループの赤ちゃんの平均出生体重は3178グラム。接種しなかったグループの赤ちゃんは2978グラムであった。未熟児が生まれる可能性が低いことに加えて、早産の率も同じくインフルエンザの予防接種をうけたグループのほうが低い結果が報告された。
オハイオ州のシンシナティ子ども病院のマークステインホフ医師は報告書に次のように書いている。
我々のデータは妊娠中にインフルエンザの予防接種をうけることは胎児の成長に影響を与えることを示している。さらなる研究が進めば、すべての妊婦がインフルエンザの予防接種をうけることを推奨し、子どもたちに人生のより良いスタートを与えることができるだろう。
Flu Shots for Pregnant Moms May Protect Babies
http://news.yahoo.com/flu-shots-pregnant-moms-may-protect-babies-170208343.html;_ylt=AnvlHYwx0AroJayq6vxPkwXgcbYF;_ylu=X3oDMTRkaGVtYjhlBG1pdANUb3BTdG9yeSBIZWFsdGhTRiBQYXJlbnRpbmdLaWRzU1NGBHBrZwM2MzA2MmUzMy05YmM0LTNkZDItOTRkMC1kZjQ2ZjMxNTQwNmYEcG9zAzExBHNlYwN0b3Bfc3RvcnkEdmVyAzk4NzRkOTBhLTVkMTAtMTFlM