思いやりの気持ちや分け合うことを教えるには?
2月21日付けの新聞Times of India で、子どもへのしつけの仕方についていくつかの例が挙げられた。子どもにしつけをしようとするとき、親が何かをするように命令したり、どなりつけたり、たたいたりする光景はよく見られるが、この記事では子どもに創造性を身につけさせることのできるしつけ方法が紹介された。
数日前にイギリスで行われた親や教師向けの講演会で、子どもたちに思いやりの気持ちをもつこととおもちゃ等の物を他と分け合うことを教えることが大切だと述べられた。しかし、しつけをする際に言葉で言うでけではなかなか上手くいかないのが現実。しつけの方法として、ロールプレイをすることが効果的であるとしていくつかの方法が取り上げられた。
Photo:Kids at play By lindaaslundロールプレイを使ってしつけをしよう!
おもちゃなどを友達と分け合わないことを叱ってばかりでは、子どもは怒りを覚えるだけで思いやる心は育たない。イギリスで講演をしたカパディア氏は次のように語る。
分け合うことや思いやることを教えるには命令ではなく前向きな言葉を使うことが大切。叱ったりおもちゃを取り上げたりするのではなく、おもちゃを分け合うのは難しいことだと共感してあげること。「このおもちゃは大事だから貸したくないんだよね。でもお友達が悲しむよ。」などと言うとよい。子ども達に自分は大事な存在なんだと感じさせることが良いしつけである!
子どもの創造性を伸ばしてあげるには、ロールプレイを用いてしつけを行うのがいいという。例えば、子どもに手をパペットのように使わせる方法。両方の手にキャラクターを与えて話をさせ、友達の感情を意識させる。また、もし子どもが歯磨き嫌いだとする。その場合、口をピザに!歯磨き粉をソース!にたとえて、歯磨きをすることでピザのトッピングをとっていこうなどと子どもに伝えると歯磨きの時間も喜んでするはず!こういったロールプレイをすることで親も楽しみながらしつけすることができるだろう。
Discipline children with creativity
http://timesofindia.indiatimes.com/life-style/relationships/parenting/Discipline-children-with-creativity/articleshow/11975281.cms