親が子どもをコントロールしすぎるのはよくない!?
記事によると、親が子どもに対して強い権威をもち、親から子に対して命令ばかりの環境で育てられた子どもは後に問題行動をとることが多いとDNAindia.が2月12日に発表した。ニューハンプシャー大学の研究によると、こういった子どもは親のことを尊敬していないことが多いという。
同大学のリックトリンカー氏は次のように語る。
子どもが親のことを尊敬し信頼している場合、子どもたちは親が言うことを自らやりたいと思うようになる。親が無理にコントロールしようとしなくても子どもが自然にルールを守るようになることが大事である。
Photo:SAKURAKO - Do not cry! By MJ/TR子どもに尊敬される親になるには!
中高生を対象に18か月間にわたって行われた調査によると、親がどのように育てたかが、子どもたちの親に対する信頼感の有無に直接影響していることがわかった。親のことを立派だと感じ尊敬している子どもは問題行動をおこすことが少なかった。それゆえ、親は権威のみを示すのではなく、子どもに耳を傾けることが大切だと説いている。
権威をもつ親の下で育った子どもたちは、親のことを信頼できず、親の期待に反して抵抗するようになることがよくある。一方で寛大すぎる親の下で育った子どもも同じように問題行動をおこす可能性が高いという。親が強すぎるのも弱すぎるのも問題。大切なのは子どもの信頼と尊敬を得ることである!
Authoritarian parents likelier to raise disrespectful, delinquent kids
http://www.dnaindia.com/lifestyle/report_authoritarian-parents-likelier-to-raise-disrespectful-delinquent-kids_1649248