実はあまり知られていない、保育園の違い
保育園には、「認可」、「認可外(無認可)」、「認証」の3種類がある。
細かい違いはたくさんあるものの、おおまかにいうと認可外と認証にはあまり税金が使われないため、保育料がかなり高額となる。
高額な認可外保育園
「認可外」といっても、保育料は保険施設によって異なる。
しかし、0歳1歳児は特に割高なことが多く、ビジター料金の相場は1時間約2000円から3000円もかかるそうだ。
ということは、1時間2000円と見積もっても、1日(8時間)で1万6000円である。
「認可」の金額は地域や親の所得によっても異なる。
しかし、東京23区内の「前年分所得税900,000円以上」の相場は「1か月で4万円から6万円前後」と、他の施設と比べると格段に安い。
それだけに人気も高く、入園するのはかなり難しいようだ。
保育園児は可哀想?
藤原千秋のコラムによると、
「保育園育ちの子はサルのように乱暴」「保育園の子は愛情に餓えている」「保育園育ちの子は“だから”可哀想」という由緒正しいディス三柱は、幼稚園母界では根強い前提
だそうだ。
しかし、こうした保育園児に対する「可哀想」というイメージは、真実なのだろうか。
保育園児の母親は「ずるい」?
こうしたイメージが根付いた背景には、「保育園に子ども預ける母親はずるい」という先入観があるからではないだろうか。
藤原千秋のコラムによると、認可と認証の違いも知らずに、
「安すぎる保育料・軽負担という恩恵」を「のうのうと享受している」からズルい
と思っている親がとても多いのだという。さらに、
「夫婦二馬力でバンバン稼いでるくせに保育料が、幼稚園に払ってるお月謝と同じかそれより安いってどういうこと?」
「税金ガメ過ぎじゃないの?」
なんて声もあがるほどだというから、驚きだ。
もし、そうした嫉妬心から保育園児は「可哀想」というイメージがもたれるのであれば、それこそ園児たちが「可哀想」である。
心あたりのある方は、これを機会に考えを見直してみよう。
なぜ「保育園児」は「可哀想」で、「保育園児の母」はディスられ続けるのか?
http://mamapicks.jp/archives/51991485.html