マカフィー株式会社は、子どもが直面するネットいじめの現状を明らかにするための調査として、「Cyberbullying in Plain Sight (見え隠れするネットいじめに関するグローバル調査)」を実施して、結果を公表した。
(画像はプレスリリースより)
日本のネットいじめ発生率は低い結果にとどまる
今回の調査は、ネット接続している家族が安全な生活を送れるように、オンラインで危険にさらされる可能性がある行動に関する知識を提供して、消費者をサポートすることを目的としたもので、世界10カ国の親11,687人とその子供を対象に行われた。
調査の結果、日本の子どもたちのネットいじめの報告件数は、すべてのプラットフォームで低い結果にとどまることがわかったが、唯一の例外だったのはTwitterで、世界ではわずか18%であるのに対して日本の子供は38%と、注目すべき値となっている。
また、ネットいじめを親に隠していると答えた子供は、イギリスとフランスでは19%、カナダでは20%となっているのに対して、日本ではわずか9%となっており、日本の子供たちは、ネットいじめについて親に正直に話している様子が見られた。
■調査のフルレポート(英語)
https://www.mcafee.com/