省庁再編、参院選後に検討「幼保一元化」
27日午前の参院予算委員会で鳩山首相は、中央省庁のあり方につき「参院選のあと、幼保一体化のみならず他の部分も含めて省庁全体のあり方を見直すのが必要だ」と述べた。
幼保一元化とは、文部科学省所管の幼稚園と厚生労働省所管の保育園の2つの機能の一体化を意味するもので、民主党は先の衆院選マニフェスト(政権公約)に、幼保一元化に向けた「子ども家庭省」の設置を掲げている。鳩山首相は、幼保一元化の法整備を平成23年度に行いたいとの意向を示した。
子育て支援において、少子化対策、待機児童の解消など、山積みする問題を解決する具体策として、幼稚園・保育園両機能を併せ持つ総合施設の整備が急がれている。
民主党の政権政策マニフェスト Manifesto幼保一元化関連リンク