立ち会い出産、不妊治療など『出産・育児に関する実態調査』
株式会社リクルートライフスタイルが設置する、出産・育児に関する調査・研究機関「赤すぐ総研」は、出産実態についてのインターネット調査を実施した。
(画像は株式会社リクルートライフスタイルHPより)
調査期間は2014年3月7日(金)~11日(火)。調査対象者は、0~2歳の子どもと同居する全国各地の既婚女性2000人だ。
立ち会い出産率は2割、20代では4人に1人が経験
「出産方法」については、自然分娩での出産が全体の約74%となった。さらに収入別に見ると、年収800万円以上の層では、1割強が「無痛分娩」で出産していることがわかった。
立ち会い出産率は全体の2割で、20代の母親では4人に1人が立ち会い出産を選択している。
「出産場所を選んだ理由」については、「自宅に近かった」(48%)、「信頼できた」(42%)、「医師・助産師が 信頼できそうだった」(36%)、「清潔で明るい施設だった」(34%)などが上位に。初産(1人目)の母親は、「自分の実家に近い」ことや、口コミや知名度を重要視することもわかった。
出産費用平均は42.15万円。関東在住者はさらに負担増
「出産費用」の平均は42.15万円で、40~60万円未満が6割となった。また、母親の年齢が上がるほど、出産費用も上がる傾向もわかった。
さらに、関東居住者の平均は47.58万円で、全国平均を5万円程度上回る結果となった。
「妊活」をしていた人は7割超。「不妊治療」は全体の1割
「妊活状況」については、「妊娠に向けてなんらかの行動を起こしていた人」は70%以上、「妊娠可能かどうか検査を受けた人」は13%、「不妊治療を受けた人」は10%となった。
また、検査や不妊治療を受ける割合は、1人目や年齢が上がるほど高くなり、40代では2割弱が不妊治療を受けている。
この他、「妊活」について、20代は情報収集や相手選びなどに積極的な傾向もわかった。
株式会社リクルートライフスタイルニュースリリース
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