身のまわりに潜む危険から子どもを守ろう
政府の動きや重要政策を動画で紹介する「政府インターネットテレビ」では、暮らしの安全・安心動画「身のまわりには危険がいっぱい!! 気をつけよう 製品による子どもの事故」を公開した。
(画像は政府インターネットテレビウェブサイトより)
思いがけない行動で、大人をヒヤッとさせる子どもたち。身のまわりにある事故の危険を、専門家による解説で紹介している。
平成19~23年の5年間で、0~14歳の子どもの事故件数は1029件にものぼるという。動画では、子どもを傷つける可能性のある事例を紹介し、注意を呼びかける。
指はさみ、誤飲、やけど・・・大人の注意で防ごう
屋内で多いのは「指はさみ事故」。子どもの指は、大人の指では入らないすき間でも入ってしまうため、思わぬ事故につながる。特に注意が必要なのは「扉の開閉部」。事故を防ぐために、指はさみを防止する製品の使用を勧めている。
「玩具の事故」では、その玩具の対象年齢を守ることが重要と解説。3歳未満の小さい子どもの場合、玩具の「誤飲」による事故は特に注意が必要だ。誤飲を防ぐ玩具安全基準「ST基準」の紹介をし、購入時の目安にするよう紹介している。
「やけどの事故」では、炊飯器、加湿器、ストーブなどの製品、台所での注意を紹介。やけどについては屋外で起こることもあり、バーベキュー、花火の事例を紹介している。やけどの事故は大人が注意することで防止できるので、子どもが近寄らないように気配りが必要だ。
リコール製品情報にも注意を
「ベビーカー、自転車用幼児座席の事故」では、ベビーカー開閉時の「指はさみ事故」、幼児座席の「ずり落ち事故」の危険を紹介。製品の不具合による「リコール事故」にも注意が必要だ。
リコール製品情報については、経済産業省HPなどで確認できるので、子どもの事故防止に役立てて欲しいと呼びかけている。
政府インターネットテレビ/身のまわりには危険がいっぱい!! 気をつけよう 製品による子どもの事故
http://nettv.gov-online.go.jp/prg/prg10704.html