前橋市など、モニターによる実証スタート
株式会社エムティーアイは、2月2日(月)より、前橋市など群馬県内7自治体が行う「ICTしるくプロジェクト」にて、母子健康情報サービスの検証事業を行います。
これは、住民の新しい健康管理ツールとして、マイナンバーカードと連携したスマートフォン・タブレット・PCで利用できる母子健康情報サービスを、2015年3月31日(火)まで、モニター(妊娠中または子育て中の女性およびその家族約40名)による検証を行うものです。
母子の健康情報をWEBでまとめて管理
同社による母子健康情報サービスは、妊産婦や子どもの成長記録や予防接種などの健康データを、WEB上でまとめて管理できるようになっています。
また、病院や小中学校が持つ妊婦や子どもの健康診断データが、自治体を通じて自動的にマイページに記録される機能が備わり、事故や病気などの緊急時には救急隊が母子の健康情報を確認できるなど、マイナンバーカードとの連携による“官民相互データの活用”となっています。
さらに、それぞれの妊娠・子育て時期に合った知識や情報と、各自治体からのお知らせも簡単に閲覧することもできます。
同社では「母子手帳」代わりのようなこの情報サービスを、今後は一生涯の健康データを管理できるツールとして発展させる予定です。また、10月から始まるマイナンバー制度を活用したこのサービスは、制度が本格的に運用される2016年4月までに正式スタートを目指すということです。
(画像はニュースリリースより)
株式会社エムティーアイニュースリリース
http://www.mti.co.jp/?p=20197