(画像はプレスリリースより)
子どもの居場所支援事業を手がける一般社団法人あうずっとは、名古屋市港区のアグリパーク南陽体験農園内に、ひとり親家庭などの小学生とその家族を対象にした親子農園「ひみつクラブ」を4月末より開園する。
親に経済的・時間的余裕がないと、子どもたちも活動できるコミュニティが制約され、格差を生み出す要因の一つとなっており、とくにひとり親家庭の子どもでは2人に1人が貧困状態にあるなど、子どもの貧困や孤食が問題になっている。
ひみつクラブでは、孤立しがちなひとり親家庭の小学生に食を通じた学びや居場所を提供することを目的としており、「アグリパーク南陽」との連携により、1年間の野菜づくりを通じて困難を抱える子どもたちに学びや居場所を提供する。
また収穫野菜を使った青空こども食堂を実施して、子ども自ら「食を営む力」を育めるイベントも展開するほか、地域の子ども食堂にも収穫野菜の寄付を行う。
参加費は無料で定員20世帯。作る野菜の種や苗、肥料や道具は全て農園が準備するほか、送迎バスも用意されている。
■ひみつクラブの申込み・詳細
https://kodomo.auzutto.org/club/