株式会社ベジリンクと、株式会社電通サイエンスジャムは、都市部における子供の自然体験が子供のメンタルヘルスや発育に与える影響についての調査を実施し、結果を発表した。
(画像はプレスリリースより)
高揚感を高めストレス軽減の可能性も
今回の調査は、Momo統合医療研究所の医師・医学博士である木村理砂、慶應義塾大学理工学部 満倉靖恵教授の監修の下で行われたもので、公園遊びや農作業といった自然体験が子供に与える影響を調査した。
脳波計測器と感性アナライザを用いた計測では、幼児が公園遊びをした時にワクワク度の持続やストレス度の低減が見られ、幼児のストレス解消への影響などが及ぼされている可能性が示されたという。
農作業体験中にはワクワク度の向上度合いは大きく、集中度、好き度、興味度、ストレス度にも動きがみられ、より感性が動き情動に影響をする可能性が示された。
また、子供に「好きな野菜の絵」を自由に描かせたところ、日常的に農作業を体験していない幼児では野菜単体を均一的に描く傾向があった一方で、日常的に農作業を体験している幼児では野菜が畑で育っている状態を描くなど、想像力を働かせて描いている傾向がみられたという。
■調査結果詳細
https://vege-link.com/notice/1018/