五島プラネタリウムの資料やスタッフを引き継ぐ
渋谷駅南口近くに、同区が建設中の総合文化センターが11月に開館する。名称は、昨年行われた一般公募の結果、「文化総合センター大和田」に決定。場所は旧大和田小学校跡地(渋谷区桜丘町)になり、校庭の一部の樹木をそのまま新施設内に保存、移植する。
12階建てのセンターの中には、保育園、図書館のほか、「こども科学センター・ハチラボ」や「コスモプラネタリウム渋谷」が入り、一日子どもが楽しめる施設になりそうだ。
同プラネタリウムは、2001年に閉館した渋谷駅東口の五島プラネタリウムの資料やスタッフを引き継ぐ。 敷地面積約五千平方メートルで、○七年十月に着工し、今年六月に完成予定。最上階にはドームが姿を表してきた。
こども科学センターも入る
「こども科学センター・ハチラボ」は、学校の授業では体験できない、楽しい実験も体験できる。区では、「大学等の研究機関と連携して提供し、子ども達の科学的思考やものづくりへの意欲を育てる」としている。
そのほか、デザイン分野の若手人材育成のための「創業支援の場(インキュベーションオフィス)」や「作品発表の場(展示スペース)」、大小ホール、区民健康センター桜丘など、さまざまな施設が入る。
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