州知事による63%の予算削減案
アメリカのメリーランド州では、マーティン・オマリー州知事によって提案された2011年度の予算で、子供や家族を支援する機関に対して、63%の管理資金の削減になるという。
ウスター郡では、提案された削減案は、201,577ドルから41,648ドル。地元では、予算削減が子供たちや家族を支援する機関に悪い影響を及ぼすと心配されている。
「削減はとても厳しい。変更されることを望んでいる」と、ウスター郡にある支援機関のエド・モンゴメリは語った。
1990年代から子育てをトータルで支援
それぞれの支援機関は、1990年代に創設され、各地で子供たちと家族が、健康部門や学校、社会福祉などでのプログラムにおいて、資金提供を受けることを支援することに取り組んできた。一方、州の予算削減は、管理コストを下げる努力を促すために提案されたという。
昨年、ウスター郡にある支援機関の管理予算は、オフィスと3人のスタッフメンバーに支払われ、プログラムへの資金で約50万ドルが取り扱われた一方、今年から変化は、すべてのプログラムの資金を取り扱っている知事のオフィスが、支援機関のオフィスも受け持つことになった。そのため、支援機関の責任と予算を減らすことにつながった。モンゴメリ氏によると、これらが実行された場合、ウスター郡の支援機関では、スタッフ数を2人に減らさなければいけないと語っている。
一方、サマセット郡の支援機関も同様で、パートタイム従業員を雇うことができず、37,000ドルでオフィスを管理するのは難しいと主張している。
Child aid boards face severe budget cuts | delmarvanow.com | The Daily Times
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