フロリダ州内で意見分かれる
アメリカの教育制度を改革するオバマ大統領の計画は、州に多くの責務を与えている。"No Child Left Behind(子供たちが取り残されない)"教育法を目指すオバマ大統領の改革によって、教師と生徒の間に設けられた「ハードル」に集中している。
例えば、フロリダ州で最も大きな学区のトップたちは「全体としてオバマ大統領の改革はいい方向だ。称賛に値する目標を提供してくれている。学生の能力向上につながるだろう」と評価している。
しかし、南フロリダの教員組合は「子どもたちの成長を達成するプログラムではない」と批判するなど、オバマ大統領の教育改革への意見が二分している。
ブッシュ元大統領時代の法案を改正狙う
もし、米議会で承認されれば、米連邦の"No Child Left Behind"教育法は改正される。もともと、2002年に当時のジョージ・W・ブッシュ大統領によって法律に署名されたものだった。
"No Child Left Behind"は、2014年までにすべての児童がそれぞれの学年のレベルに達することを目的としておらず、公立学校の3分の1以上が失敗し、近年、非常に非難を浴びていた。
教師もまた、この法律が教師のパフォーマンスと学校の進歩を評価する方法としては、あまりにもたくさんの標準化されたテストに集中しているという。
アーネ・ダンカン米教育長官はこう語る。「前の法律はあまりにも懲罰的で、規範的だった。教師のためにハードルを降ろし、時々、学生のためのハードルも降ろした。これらは撤廃しないといけないだろう」
オバマ大統領のプラン詳細
今後の計画は以下のようになっている。
・2014年までにすべての子供たちをそれぞれの学年のレベルに到達させ、2020年までにすべての高校生に、大学とキャリアの準備をさせることを要望する
・パフォーマンスと成長に基づいて、学校の業績を評価する
・教員の養成と指導プログラムにより多くの財源を費やす
・近く、中間レベルの学校を監視する一方、ハイレベルな学校の進歩と優秀さを評価する
計画では、約40億ドルの米連邦教育費から出費するという。
South Florida school officials like Obama's education plan - Education - MiamiHerald.com
http://www.miamiherald.com/2010/03/15/1531175/local-school-officials-like-obama.html