小学4年生用の副読本、約2万人分を配布
群馬県民に深く愛されている郷土かるた、「上毛かるた」。その内容は、新島襄、内村鑑三、田山花袋など郡馬県の有名人物のほか、地理、風物など幅広く読まれている。
群馬県ではこの「上毛かるた」を活用し、札になっている事象をもう一度検証することで、郷土のすばらしさを見つめ直しそうと、冊子『「上毛かるた」で見つける群馬のすがた~知れば、もっとぐんまが好きになる!~』を作成した。
県が製作を進めてきたのは、小学4年生用の副読本で、今月中に県内の小学校と特別支援学校約2万人分を配布。新年度から各校で使用する。
群馬県のアンテナショップ「ぐんまちゃん家」でも販売
副読本は各札ごとに見開き2㌻を使って全44札を紹介。左に読み札と絵札、札の解説文のほか、場所を記した県内地図を掲載。右には札の歴史的背景の解説や、関連写真、イラストをのせている。
今後は各市町村の図書館にも配布予定。低学年児童向けにすべての漢字にふりがなを付けた。
一般には4月中旬以降に、県民センター、各行政事務所、行政県税事務所、県内有名書店で販売を行うほか、東京都中央区銀座5丁目にある群馬県のアンテナショップ「ぐんまちゃん家」でも販売を予定している。販売価格は380円(税込)。
群馬県ホームページ
生活文化部文化振興課
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