株式会社ベネッセコーポレーションは、女性の毎日の暮らしを応援する生活事業のブランドとして展開する「BenesseLifeSmile」において、第一子が0歳~3歳台の父親になりたてのパパの「父親度」に関するママへのアンケート結果を発表した。
今回は、20~39歳の既婚・子どもありの女性588人に聞いた結果である。
育児・家事の協力が評価のポイント
588名のママに、『パパの子育て』についての満足度をたずねたところ、73.2%が満足している結果となった。
また『パパとあなたご自身に「父親」「母親」として点数をつけるなら100点満点でそれぞれ何点ですか』と聞いたところ、パパの平均点数は74.7点(母親自身は69.8点)、さらにパパの子育てに「満足」と回答したグループでは平均が82.3点、「不満」では45.6点と、子育ての満足度によって倍近くの差になってあらわれた。
最近では、育児に積極的な男性が「イクメン」と称されて話題となっているが、パパの育児・家事への参加が評価に影響していることがうかがえるアンケート結果となった。
さらに、パパを父親として「100点」と評価したママの自由回答をみると、「仕事が忙しくても毎日お風呂に入れてくれること」、「朝もおむつ替えやごみ出しをしてくれる」、「家にいる時間は自分のことを後回しにしてこどもの面倒をみてくれる」などが多くみられた。一方で、40点以下のパパでは、「子育ては気が向いたときにしかしない」、 「自分の時間を最優先して遊んでいる」などの回答例が目立った。
子育てへの関わりが少ないパパに対するママの評価は厳しいものの、一緒に子育てや家事をしようとするパパへの評価は高いようだ。もしかすると、世のパパたちには耳が痛い結果かもしれない。これをきっかけに、自分の育児や家事への協力度を確認してみるのもいいかもしれない。
Benesse LifeSmile