有楽土地株式会社、平和不動産株式会社、NTT都市開発株式会社、ヒューリック株式会社、神鋼不動産株式会社の事業主5社は、埼玉県戸田市において「はたらくママ」をサポートする大規模マンション「グランシンフォニア」を分譲することを発表した。
同マンションは、一時保育にも対応する夜9時までの保育園をマンション敷地内に誘致した。加えて、「ママサポ・プロジェクト」のプロデュースにより「はたらくママ」の生活をサポートする多様なプログラムを用意しコミュニティ形成にも配慮するなど、ソフト面(以下、入居者サポート)も充実させているのが特徴。
グランシンフォニアは、新宿から直通19分のJR埼京線「戸田公園」駅から徒歩8分の立地。敷地面積約29,000m2、緑地面積約15,000m2という壮大なスケールを持つ、総戸数923戸から成る。周囲には、生活に欠かせない商業・教育・医療・公共施設が充実しており、荒川や公園など自然の美しさと、都市の快適さが楽しめる豊かな環境。
敷地内は、既存樹のケヤキをはじめとした豊かな樹々を配した、開放的なランドスケープデザインが特徴で、敷地北側には、既存樹のケヤキ・キンモクセイのほか、イチョウ・桜などを新たに植樹、約7,000m2の広大な森を創造していくという。人と緑が関わりながら、ともに成長していく「育てる森」を構想しているとみられる。
子供手当の政策を評価しない意見のなかに多く見られるのが「保育園の充実」であるが、今回の場合はマンション内にその保育園をつくったケースで、タイムリーな商品と言える。どこまで受け入れられるかといった施設の規模に関する点も気になるところだが、今後全国に波及してほしい動きであることには変わりはない。
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