被災地での母乳育児推進で
日本ユニセフ協会のウェブサイトによると、ユニセフ東京事務所と母乳育児団体連絡協議会および災害時の母と子の育児支援共同特別委員会が4月6日、被災地における母乳育児に関する声明と指針を共同で発表した。また、赤ちゃんの栄養や母乳に関する無料相談も近く始めるとしている。
「安全で適切な乳幼児栄養を支援する声明」「災害時の乳幼児栄養に関する指針」と題されたもので、同ウェブサイトからダウンロードして閲覧することができる。(下記リンク参照)
災害時でも母乳育児を続ける母親を応援
同ウェブサイトによると、災害時には母乳育児を続けたくてもストレスやショックで母乳の出が悪くなることもあるという。また、母親の栄養不足や授乳のプライバシー確保の問題などがあるという。ただ、母親の努力やまわりの支援によって母乳育児を続けることができるとしている。
ユニセフなどは、被災地で母親たちが母乳育児を続けるために必要な知識などを指針として示し、さらには周囲の理解と支援が必要だと呼びかけている。
「災害時の母乳育児を応援します!」|日本ユニセフ協会|東日本大震災緊急募金
http://www.unicef.or.jp/kinkyu/japan/2011_0406.htm