「脳を育む」ブロックを開発
バンダイは4月7日、日立製作所との共同プロジェクトで脳科学に基づいたブロック玩具「Block Labo(ブロックラボ)」シリーズを開発、4月23日から全国で販売を開始すると発表した。
大学研究機関の協力によりブロック遊びを研究、検証した結果に基づき、成長に合わせたブロック玩具を開発したもので、1.5歳からの「ファーストシリーズ」4種類、3歳からの「ワールドシリーズ」3種類を発売する。価格は安いものが893円から、一番高いので6,300円となっている。
ブロック購入の正しいタイミングを
バンダイの独自の調査によると、0歳から3歳までの約9割がブロック玩具を購入しているものの、そのうち7割以上が購入から使い始めるまでに1年以上かかっているという。成長に合っていないブロックを購入したり、親が遊ばせ方を知らないなどという理由でほったらかしにしていることがあるのだという。
「Block Labo(ブロックラボ)」では、子どもに達成感をもたらし、遊びながら脳を育むということを目指している。例えば、検証の結果、初めてのブロック遊びでは、直方体より立方体の方が組みやすい形状であることや、模様や形状に特徴がある方が組み立てやすいことなどがわかったという。同社では、同様に脳科学に基づいたベビーグッズの「ベビラボ」シリーズをすでに発売している。
株式会社バンダイ
http://www.bandai.co.jp/