東京港区の「カルガモプロジェクト」
都会の道路をカルガモの親子が渡る姿がテレビで放映される時期が近づいてきたが、東京都港区の芝浦港南地区総合支所と区民の協働組織として活動している「カルガモプロジェクト」がある。その「カルガモプロジェクト」のウェブサイトでは、5月7日からカルガモの人口巣の様子をインターネットを通じてライブ映像として見ることができるようになった。
日本電気(NEC)と NECビッグローブ(BIGLOBE)がプロジェクトに協力、芝浦の運河にある人口巣の近くにウェブカメラを設置したものだという。このライブ映像は、節電のため太陽光パネルの電力のみで運営しているため、天候等の状況で映像が映らない場合もあるということだ。
生物多様性の保全を
「カルガモプロジェクト」では、2007年12月15日にカルガモの巣とえさ場を設置、翌年1月10日には巣の様子をうかがうカルガモの姿が確認されたという。その後、この巣でヒナが誕生し、毎年こうした姿が見られるようになったという。
NECでは、生物多様性の保全を目的としたボランティア活動「NEC Make-a-Difference運動」を行っているという。
カルガモプロジェクト
http://kamopro.org/