アンケート調査で
鼻孔拡張テープ「ブリーズライト」などを販売するグラクソ・スミスクラインは5月20日、「子どもの睡眠時の呼吸と日常生活における体調に関する意識調査」の結果を発表した。それによると、口呼吸より鼻呼吸の子どもの方が快眠の傾向があるという。また、口呼吸の対策を講じている親は半分にも満たないこともわかった。
調査は4月にインターネットを通じて、小学校3年生から6年生の子どもを持つ母親600人を対象に行ったもので、そのうち子どもが鼻呼吸であると感じている母親が300人、子どもが口呼吸であると感じている母親が300人となっている。
鼻呼吸の方が集中力も高い
調査では、口呼吸より鼻呼吸の方がぐっすり眠れていると親が感じている割合が19%高かったという。ぐっすり眠れていない理由としては、鼻のつまりが一番多かったようだ。また、口呼吸の対策をしていない親は59%で、方法がわからないと答えた人が多かったという。
対策をしている親の回答では、鼻孔拡張テープや点鼻薬など鼻の通りをよくするための工夫が最も多く、他では昼によく遊ばせたり、温かい飲み物でリラックスさせたり、加湿器やマスクで乾燥を防ぐなどとなっているようだ。また、鼻呼吸の子どもの方が集中力があると感じている親が多いようだ。同社が2009年にそろばん塾で行った調査でも、鼻呼吸の子どもの方が集中力が高いという結果がでているという。
ブリーズライト
http://breatheright.jp/調査結果の詳細(PDFファイル)
http://prtimes.jp/data/corp/1269/2c1ab1dcc5c52a6e939bb92b71f53729.pdf