災害への備えに対する意識と準備に関するアンケート
株式会社ブライト・ウェイは、運営する子育て・育児支援のポータルサイト『こそだて』を通して毎年実施している「災害への備えに対する意識と準備に関するアンケート」の集計結果を公表した。
その結果、「日ごろから自然災害を意識しているか」の問いには83.8%が「地震が気がかり」と回答。「特に何も意識していない」が13.7%と昨年からの増加が目立った。
また、それらの自然災害への備えについては、「非常食・飲み物の常備」51.0%、「非常持ち出し袋の用意」46.7%、「場所の確認」40.5%との回答があった。
災害時の家族との連絡
「自然災害を想定して家族で話し合いやシミュレーションなどをするか」の問いには、「特に何もしていない」が45.1%で1位。「定期的に備品チェックやシミュレーションをしている」と回答したのは約3分の1の14.6%という結果であった。
また、災害発生時の家族への連絡方法については、「集合場所・連絡場所を決めている」39.9%、「電話(固定・携帯)に頼る」36.6%が3割を超えた。「インターネット・E-mail」、「災害時専用伝言ダイアル」と答えたのはともに約11%であった。
今、地震がきたら?
「大地震が発生した場合、何をしたらいいかイメージできるか」の問いには「何もイメージできない」29.2%、「イメージはできるが備えができてない」51.7%となり、イメージもあり準備もできている人が2割しかいないことがわかった。
防犯と防災、どちらの優先順位が高いかについては、「防犯」56.1%、「防災」40.5%と東日本大震災後初めて「防災」よりも「防犯」の優先順位が上回り、天災への意識が薄くなっていることを表す結果となった。
先日の緊急地震警報の誤報で大地震の恐怖を改めて意識した人も多かったのでは?これを機会に災害への備えをしておこう。
プレスリリース
http://www.dreamnews.jp/press/0000079219/妊娠・出産から子育て・育児を支援するポータルサイト「こそだて」
http://www.kosodate.co.jp/