「算数の探険」が38年ぶりに復刊!
日本図書センターは7月19日、「水道方式」と呼ばれる数学の教育方法を開発したことで知られる遠山啓氏の絵本形式の算数学習書「算数の探険(全10巻)」を38年ぶりに復刊したと発表した。
子どものころに読んだという親も多いようで、復刊が待ち望まれていたという。同社の説明によるとこの本は、「算数の苦手な子どもがどこでつまづき、いかにすれば理解が届くのかを追った遠山氏の研究がこの全編に生かされている絵本形式の学習書」だ。
算数が苦手なママやパパも安心
算数が得意ではない3人が算数の世界に探検に出かけ、数々の問題に挑戦しながら進んでいくというストーリーで、価格は各3,780円(税込み)となっている。
遠山啓氏(故人)は、数学教育において傑出した足跡を残しており、数学教育のみならず教育全般においても大きな影響力を残してきた。算数や数学の教え方として知られる「水道方式」は、遠山氏以降も多くの人によって発展してきたとされ、現在でも多くの教育者にその考え方が根付いているという。
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