車内放置の事故が後を絶たない
パチンコ店の駐車場の車の中に置き去りにされた子どもが死亡するなどの事故が後を絶たない。7月25日にも石川県で1歳の女の子が死亡する事件が発生している。こうした中、子ども連れでの駐車場入場禁止を検討するよう警察庁が業界団体に要請していたことがわかったとマスコミが報じた。
そもそも大半のパチンコ店が子ども連れの来店を断っているはずだが、駐車場までは目が届かないのだろうか。業界団体の全日本遊技事業協同組合連合会(全日遊連)のホームページによると、「お子様連れでのご来店を固くお断りしています」としたうえで、事故防止のためポスターの掲示や店内アナウンスの実施、スタッフによる駐車場の巡回などを実施しているという。
見かけた場合はすぐ通報を
全日遊連では、子どもの車内放置を児童虐待だとしており、パチンコ店の駐車場などで子どもの車内放置を見かけた場合は、パチンコ店や警察などへ通報するよう呼びかけている。
こうした子どもの車内放置による事故はパチンコ店だけではなく、駐車場があるショッピングセンターや病院、公共の施設などでも起きているとされ、熱中症が心配されるこの時期は特に、短い時間でも子どもを車内に放置しないよう気をつけたいものだ。
やめて!子供の車内放置 | 全日本遊技事業協同組合連合会
http://www.zennichiyuren.or.jp/activity/release/child.html