来年発足のプロジェクト
10月30日、韓国の教育当局によって、一流大学同士の交流促進の一環として、2012年に共同学位プログラム、’キャンパス・アジア’(The Campus Asia Project)を発足することが発表されました。
日本からは、東京大学、立命館大学、九州大学、東北大学、名古屋大学など全部で10大学が参加。
中国からの参加は、北京大学、復旦大学、上海交通大学、吉林大学、人民大学など合計7大学。
韓国は、ソウル大学、高麗大学、成均館大学、浦項工科大学、東西大学、釜山国立大学などの合計10大学。
どのような内容?
例えば、修士課程では1年東京の大学で学び、韓国と日本の学位が取れ、次の年にはソウルで学んで両国の学位が取れる、すなわち2年間でダブルディグリーが可能となります。
もともと、EU(欧州連合)で‘エラスムス計画‘という学生の交換プログラムがあり、それを元として、今回東アジアで発足されました。
進む国際化
国際化と叫ばれる時代。大手企業でも、新入社員の海外研修を行ったり、社内公用語を英語とする日本企業なんかもじょじょにでてきていますが、まだまだ大学間はそう進んでおらず。
現在赤ちゃんの子供たちが大学生になる頃には、アジアの大学とヨーロッパの大学間でも本プロジェクトのようなことが発足されるのでしょうか。
編集部 柴崎 翠
MCOT
http://www.mcot.net/cfcustom/cache_page/287111.htmlNIRA(総合研究開発機構)
http://www.nira.or.jp/president/interview/entry/n110217_516.html