復興の願い込め、ハワイアンズが入場料を大幅割引

2006年公開の映画「フラガール」の舞台にもなった福島県いわき市の温泉施設「スパリゾートハワイアンズ」などを運営する常磐興産（本社：福島県いわき市）は10月25日、2012年1月に予定しているハワイアンズのグランドオープン前日まで、同施設の日帰り入場料金を通常の半額以下にすると発表した。70歳以上の入場料については11、12月の2カ月間は無料にする。

ハワイアンズは、２度に渡って大地震に見舞われるなど、東日本大震災の影響で、200日程度休業をしていたが、10月1日に営業を再開（ウォーターパークを除く、部分オープン）させた。
今回の措置は同社が復興企画の一環として、営業再開の感謝の意を込めて実施する。復興企画第3弾では、小学校6年生以下を対象に、11月5～6日、同19～20日、12月3～4日、同17～18日、2012年1月14～15日、同28～29日の期日限定で、入場料を無料にする。
部分オープンエリアは、日帰り施設が「スプリングパーク」「江戸情話与市」「スパガーデンパレオ」で、宿泊施設は「ホテルハワイアンズ東館」「ウイルポート」。プールがある「ウォーターパーク」や新ホテル「モノリス・タワー」および「ラピータ」は１月のオープンを予定している。
なお、同施設のホームページでは、放射線量測定結果についても公開している。



スパリゾートハワイアンズホームページ
http://www.hawaiians.co.jp/

常磐興産ホームページ
http://www.joban-kosan.com/

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