まさかベビーシャンプーに有害物質?
世界的大企業、ジョンソン・エンド・ジョンソンのベビーシャンプーに、ガンを引きおこす可能性のある化学物質が含まれていることが、アメリカ化粧品安全団体によって分かった。
危険だとされている成分は、発がん性の危険があるとされる2つの物質。1,4 - ジオキサンと、ホルムアルデヒドを放出するクオタニウム- 15と呼ばれるもの。
国によって違う基準
アメリカ、カナダ、中国、インドネシア、そしてオーストラリアにある製品にそれらが含まれており、日本やイギリス、デンマーク、南アフリカの製品には見つかっていない。
同じ製品でも、国によって有害物質が含まれているところとないところがある。その違いは、国によっては強すぎる化学成分の使用を禁止している国と、そうでないところがあるからだ。と、化粧品安全団体代表リサ・アーサー氏は言う。
子どもは大人より敏感
性と生殖に関する健康研究長であり、准教授である、トレイシー・ジェイ・ウッドラフ氏は化学物質の健康影響について、
幼児の頭皮は、成人以上の透過性があり化学物質によっての害を成人よりも多く引き起こす可能性がある。
と述べている。
子どもには安全なものを使いたいというのが親ごころ。今は円高で個人輸入をする人たちも増えているが、化粧品輸入は特に気をつけたいもの。
編集部 柴崎 翠
TIME Healthland
http://healthland.time.com/2011/11/01/group-says-harmful-chemicals-remain-in-baby-shampoo/ジョンソン・エンド・ジョンソン日本
http://www.johnsons.jp/index.html