「子育て支援」「環境配慮」「災害対応」の3本を柱とするマンション
中央不動産(本社:東京都千代田区)は10月20日、世田谷区経堂に2012年2月に完成予定の「子育て支援」と「環境配慮」をコンセプトとした賃貸マンション「アンビエンテ経堂」に、新たに災害対応型設備を導入したことを明らかにした。10月21日から東急リバブル(本社:東京都渋谷区)を介して入居者の募集も開始している。
今回、導入したのは(1)停電時の電源を確保するための「非常用蓄電池&ポータブル発電機」(2)共用部でのテレビ視聴や携帯電話の充電などの利用を見込んだ「太陽光発電」(3)食料品を除く非常用アイテムを備蓄する「防災倉庫」(4)生活用水確保のための「雨水貯留槽」(5)炊き出し用のかまどとして利用できる「かまどベンチ」(6)非常用トイレの役割を果たす「非常用マンホールトイレ」―以上6つの設備。
導災害対応型設備入の背景
3月に発生した東日本大震災以降、住まいの「安心・安全」へのニーズが高まってきており、中央不動産などでは「子育て支援」や「環境配慮」といった従来の主眼に加え、災害時に居住者自身の救援に繋がるような災害対応型設備を導入することにした。
アンビエンテ経堂の所在地は東京都世田谷区経堂3-485-20(地番表示)で、小田急線「経堂」駅から徒歩11分、同「千歳船橋」駅から徒歩8分。
規模は鉄筋コンクリート造9階建てで、総戸数は142戸(このうち1戸は子育て支援施設)。1階部分に民間保育園を誘致し、間取りなどにも工夫を凝らすなど、子育て世帯に配慮したマンション。各住戸にはオール電化システムやエネルギー使用量の見える化を取り入れ、CO2(二酸化炭素)を削減するためのさまざまな工夫が盛り込まれている。
アンビエンテ経堂 物件ホームページ
http://www.ambiente-kyodo.com/中央不動産株式会社 ホームページ
http://www.chuo-fudosan.co.jp/東急リバブル株式会社 ホームページ
http://www.livable.co.jp/