「70億人目の一人」の赤ちゃん。
山梨日日新聞によると、2011年11月28日、山梨県大月市は、70億人目に当たる赤ちゃんに、市独自で認定証や記念品を送っていた。2011年10月31日に生まれた世界中の赤ちゃんは全人口「70億人目の一人」にあたるとして、UNFPAが認定し、希望者には認定証を発行している。
年間130人前後の出生数を大月市は持つ。その大月市から認定証を手渡されたのは市では二人の赤ちゃんで、そのうちの一人は、富士河口湖町の山梨赤十字病院で生まれた山田幸雄さん(46)、恵子さん(38)夫妻の女児、雅美ちゃんだった。
「健やかな成長をお祈りいたします」
大月市の石井由己雄市長が山田雅美ちゃんに贈ったのは、70億人目の一人だという認定証、記念品のトロフィー、花束。さらに、雅美ちゃんが山田夫妻の4人目の子どもだったので、大月市の子育て支援策の一環として第3子以降を対象に贈る祝い金も同時に渡された。
UNFPA(国連人口基金)は、「貧困と不平等」「環境」「高齢化」をテーマに一人一人に呼びかけるように活動している。今回はキャンペーンの一環として「70億人目の一人」として2011年10月31日生まれの世界各地の赤ちゃんを認定している。
山梨日日新聞 Web版 Miljan(みるじゃん)
http://www.sannichi.co.jp/local/news/2011/11/29/10.htmlUNFPA
http://www.unfpa.or.jp/publications/index.php?eid=00002