継続的な支援を約束
横浜市鶴見区の子育て支援グループ「はなはなひろば」は被災地陸前高田市の子育て支援仲間のサポートを行っている。ベビーカーや物資の支援にとどまらず、互いに行き来しながら継続的な支援を通して「手をつなぐような関係」を築き続けていきたいとしている。
※イメージ
子育て仲間の力になりたい
「はなはなひろば」は商店街の空き店舗を利用し、未就学児と親を対象に交流の場を提供している子育て支援グループだ。震災後、陸前高田市の子育て支援施設「きらりんきっず」の建物が津波で流されたことを知った。
親子が気軽に集える場所をつくろうと設立した「同志」の力になりたいと、「はなはなひろば」の松村さんが「きらりんきっず」の伊藤さんに連絡を取った。
松村さんは5月に事前に意見を聞いて用意していたCDプレーヤーやおもちゃなどを持って陸前高田市を訪れた。夏には鶴見区内から集めたベビーカー7台を寄付した。陸前高田市の母親たちからは感謝の手紙と笑顔でベビーカーに乗るこどもたちの写真が届いた。
今ではスタッフが互いの町を行き来している。伊藤さんは陸前高田市の実家で松村さんらに夏野菜を振る舞い、松村さんは伊藤さんたちに横浜市を案内した。今後も互いに支え合う関係を続けていきたいという。
はなはなひろば
http://home.netyou.jp/ff/hana2/きらりんきっず
http://kirarinkids.org/