ナゲット大好きでも、それだけでは危ない。
英紙サンやデイリーメールなどによると、英国のバーミンガムの工場で働く17歳のステイシー・アーバインさんが突然貧血を起こし、呼吸困難に陥り救急車で病院に搬送された。医師がくだした診断は「栄養不足による貧血」。
ステイシー・アーバインさんは決して貧しくて何も食べていなかったわけではない。2歳の頃に母親に連れられたマクドナルドでチキンナゲットを食べてから、ナゲットやフライドチキン以外はほとんど口にしないで15年間育ってきたからだそうだ。
実は命の危険も!
医師が言うには、このままナゲットだけを食べていると命にも危険が及ぶそうだ。野菜や果物を食べさそうとしているが拒絶してまったく口にしない。今は専門家に相談しようと彼女を説得している段階だそうだ。本人もこれではいけないとは思っているらしいが、他のものを食べる気が起きないと言っている。頑張って食べた朝食がトーストとポテトチップスだという。
野菜や果物を口にしない子どもは英国や米国に多いが、あまりにも極端な彼女の偏食は世界中が知ることになった。一方、日本は食育など、食の大事さを考えるようになっている。
ナリナリ ドットコム
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