子どもの7割がタブレットを使いこなす!?
アメリカの家庭で子どもたちがタブレットを使用している割合が増えていると2月17日、extremetechの記事で発表された。ニエルセン氏による調査が12歳以下の子どもがいる家庭を対象に行われた。その結果として、7割の子どもたちがさまざまな目的でタブレットを使っていることがわかった。
この調査で、77%の子どもはタブレットを使ってゲームし、57%は教育目的で使用。55%は遊び目的、43%はテレビや映画を見させ、41%はレストランなどで静かにさせるために与えているという結果が出た。またこれらすべてに共通するのが、親が面倒をみずにひとりで遊ばせておくためだという。
Photo:iPad 3G and iPad Wi-Fi By Yutaka Tsutanoハイテク製品が子どもに与える影響は?
テクノロジーが発展しさまざまな物が開発され、ハイテクな物を使いこなす現代の子どもたち。タブレットを利用して学ぶこともできるようになっている。しかし、それに伴ってマナーや価値観、コミュニケーションスキルなど、現実の経験から学ぶことが少なくなってきているのではないかと問いかけている。
ひとつ確かなことは、子育ての期間はあっという間に過ぎていくということ。できる限り親が子どもに関わってあげることは後に大きな成果を生み出すと述べられている。ニエルセン氏はタブレットなどを学ぶことを目的として与えてもよいが、親も子どもと一緒にいることが大切だと提案する。
High-tech bad parenting: Giving your kids a tablet
http://www.extremetech.com/extreme/118627-high-tech-bad-parenting-giving-your-kids-a-tablet