中高生のいじめと他の問題行動
アメリカの新しい研究によると、中高生でいじめの加害者になっている子どもは、他の子どもよりもタバコ、アルコール、マリファナなどを使う傾向が高いことがわかったと3月9日付けのnews.yahoo.comの記事が報じた。
オハイオ州立大学の研究者たちが人の中高生74000人を対象に調査を行ったところ、いじめとタバコなどの使用は関連性があるとことがわかった。例えば、いじめにかかわっていない生徒のマリファナの使用はたったの1.6%ったのに対して、いじめをしている生徒のそれは11.4%、いじめの被害者は6.1%であったという。
Photo:Teenagers By smithタバコ、マリファナ、アルコールに手を出す確率が高い
高校生においても同様にいじめの加害者のマリファナ使用は31.7%と高かった。いじめにかかわっていない生徒は13.3%であった。アルコールやタバコについても似たような結果が出た。
調査を行った学校心理学の助教授であるKisha Radliff氏は大学のニュースリリースで次のように述べている。
私たちの調査結果は一つの逸脱した行動は他の問題ある行動に関連していることを示している。例えば、いじめをしている若者はマリファナなどに手を出す可能性が高い。逆にマリファナやタバコを利用している若者はいじめをする傾向があるのだ。
Kids Who Bully May Be More Likely to Smoke, Drink
http://news.yahoo.com/kids-bully-may-more-likely-smoke-drink-170405321.html