芦田愛菜、人気衰えず
自発的に子役をめざす子どもも増加しているが、子育ての中でわが子を「子役」にしたいという「ステージママ」が急増しているという。
(Photo:
Mana By Osamu Iwasaki)
そんなステージママが子どもと一緒に目指すのが、「芦田愛菜ちゃん」だ。
稼ぎまくりの愛菜ちゃん
今や、子役会の頂点の座を獲得したともいえる愛菜ちゃん。
連日テレビに登場するあまり、「テレビから消えて欲しい有名人」や「CMで見たくない有名人」1位に輝いたほど。
フジテレビのドラマ『マルモのおきて』でブレークした後は、ギャラも高騰。
CM契約料は約6,500万円、バラエティの出演料は1時間あたり80万円前後、ドラマの出演料も200万円弱と推定され、推定年収は4億円以上と言われている。
愛菜ちゃん人気はいつまで続く?
子役には一発屋が多いといわれてきたが、愛菜ちゃんの人気はいっこうに衰えそうにない。
さて、この愛菜ちゃん人気はいつまで続くのか?
メンズサイゾーの取材によると、ある広告代理店関係者は、
「テレビをよく見ていて購買力があるF2層(35~49歳の女性)は、愛菜ちゃんのママ世代。彼女たちにウケているうちは、愛菜ちゃんを起用したがるテレビ関係者やスポンサーは絶えないでしょう。」
と話し、さらに、
「事前連絡なしのデキ婚で大手企業のCMを降板した黒木メイサのような、迷惑なスキャンダルを起こさないという安心感もある。また、乳歯が生え替わる時期に“入れ歯”をして撮影に臨むなど、子供らしからぬプロ根性が制作サイドに評価されている面もあります」
と続けた。
どうやら人気の秘密は、愛菜ちゃんの可愛さと才能、そして「大人顔負けのプロ意識」にあるようだ。
大人の欲が愛菜ちゃん人気を落とす危険
そんな彼女を一人前として扱われ、現場では「愛菜ちゃん」ではなく「芦田さん」と呼ばれているのも有名である。
しかし、同誌がある芸能関係者に聞いた話によれば、
「愛菜ちゃんの不安要素は、何といってもギャラの高さ。事務所としては『稼げるうちに稼いでおく』という方針なのでしょうが、彼女一人で若手芸人10人分のギャラというのは、あまりにも高すぎる。最近は制作費の面から、愛菜ちゃんの起用を敬遠する動きがあるのも事実です」
と不安要素もあがる。
せっかく愛菜ちゃんが頑張っているのに、周りの大人たちが欲を出しすぎて人気を落としてしまう可能性があるのはいただけない。
過剰な期待をしていないか?
子役ブームの裏には、ママたちの枕営業の横行などいただけない噂も流れており、子どもも親も「必死になりすぎている」ような気がしてならない。
(画像:
Amazonより)
「尾木ママ」の愛称で有名な教育評論家の尾木直樹氏は、著書『尾木ママの「叱らない」子育て論』(主婦と生活社)で、
「過剰な期待はママ自身を追いこんでしまいますし、結果的には子どもの成長を阻害してしまいます。」
と語る。
子どもを応援“しすぎる”パパ・ママにはこの言葉の意味をもう一度考えてもらいたい。
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