「正しい子育て法」なんてあるの?
今、「叱らない育児」が話題になっている。
(画像:Amazon.co.jp:
尾木ママの「叱らない」子育て論)
これは、『ホンマでっか!? TV』で一躍有名になった、教育評論家の尾木ママが広めたものだ。
しかし、この「叱らない育児」が「万人に共通の子育て法」なのかというとそうではない。
子どもの種類も多用なように、「子育ての仕方」も多用だ。
自分が子どもにとって“最適”と思えば正解
Cafegoogirlでは、「子育ての正解」に固執してストレスをためるママ・パパのために、子育て中のスタイリスト森田文菜が見解を述べている。
森田は、
「叱り方について様々な説や立場がありすぎることが逆に、ママ達を悩ませ、ストレスをためさせているのでは」
と語り、
「少々感情的になったから、手をあげてしまったからといって母子関係に深い影を落とすかといえば、そうではないらしい。」
「大事なことは「愛情」故の行動であるかどうかということ。自分の都合ではなく、子どもにとってママが必要だとおもったらそれが正解であるということ。」
と続ける。
確かに、子育てに関するものすごい数の見解がちまたにはあふれている。
しかし、全てを鵜呑みにしないことが大切なようだ。
「叩いてはいけない」も、完璧に正しい訳ではない
先ほど紹介した、「叱らない育児」も、成功した例もあれば失敗した例もある。
また、「叩いてはいけない」ということも全てが間違いである訳ではないそうだ。
もちろん、この“叩く”というのは「むやみやたら」に暴力をふるう事ではないので注意が必要だ。
しかし、しつけとして“叩く”ということに関して森田は、
「子どもが悪いことをした時に叩くと子どもが叩くことを学習し、暴力を振るうようになると考えているママ達は多い。しかし、暴力を振るう子どもが親から暴力を振るわれていることと関係性があるとはいえないようだ。」
と一般説を否定した後、
「暴力を振るう子どもは一見優しい父や母に過保護に育てられている場合の方が多いらしい。むしろやってはいけないことをきちんと身体で教えられてこなかった子どものほうが暴力を振るうケースが圧倒的に多い。」
と驚きの結果も伝えている。
子育ての方法で悩むママ・パパも多いだろう。
しかし、自分の子どもにあった子育て法を実践し、最適だと思える方法で愛情をもって接してあげればいいそうだ。
あまり悩みすぎずに、自身の信じる子育て法を試してみてはいかがだろうか?
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http://googirl.jp/lifestyle/612kodomonoshikarikata756/