わが子には「肉食系」に育ってほしい
マーケティング活動をサポートする「マインドシェア」が運営する、子育てママを対象にしたランキングサイト「ママこえ」であるアンケートが実施された。
そのアンケートとは、「
わが子にはあえていうなら肉食系or草食系、どちらに育ってほしいか」(対象:全国の0~9歳の子どもをもつママ)。
7月4日から10日の7日間に渡って実施されたアンケート結果では、
「肉食系」との答えが圧倒的多数。
男の子のママの約8割が「肉食系」と回答しただけでなく、
女の子のママも6割が「肉食系」を望んでいることが明らかになった。
厳しい時代をのりきるのは「肉食系」化が必要
その理由としては、単に草食男子は情けないというママの主観から、
「この子たちが大きくなるころには、今よりもっといろいろなことが大変になっていると思うから、草食系では生きていけないと思う」などという意見もみられた。
どうやら、
厳しい時代を乗り越える力を身につけてもらうために男の子も女の子も“たくましさ”が必要だと考えるママが多いようだ。
ちょっと???の「肉食系男子の育て方」道場
そんな風潮を受けてか、All Aboutの「男の子育て」公式ガイドでは、『
時代に勝つ「肉食系男子の育て方」道場』なんてものも開設されている。
「
もう草食だけでは乗り切れない」と題されたこの道場は、父親のママ化に警鐘をならす“おおたとしまさ”さんが、男子草食化に歯止めをかけるための連載コラム。
しかし、例えば第10回から11回に渡っては、
「たくましい子を育てるために、夫婦喧嘩のススメ」
「折れない心を育てるための夫婦喧嘩の作法」
をテーマに、
「子どもを草食系にしないためには、上手な夫婦喧嘩を見せることは親の責務ではないかとすら、私は思っています。」
と断言。
「
仲直りまでが喧嘩」で、
上手な喧嘩は子どもの喧嘩のお手本になるというのが本筋だが、それでいて
わざとらしい喧嘩をする必要はないという。
「仲直り」を見越して子どもの前で喧嘩できるような親なら、
そもそも喧嘩は発生しないのではないかと思うのだが、おおたさんは少々ぶっとんだ持論を繰り広げる。
また、第14回と15回に連載された、
「「アリとキリギリス」今必要なのはどっち?」
では、
「肉食系人間なら、直感が「待て」というのであれば、「今日は仕事をしない」と決めたり、強そうな獲物を見て「こりゃ無理だ」とそそくさと諦めたりするのも戦略的にアリなわけです。」
「(肉食系は)農耕民族とは対照的に、一発勝負の毎日です。」
とはるか昔の農耕民族と狩猟採集民族までにさかのぼった議論を繰り広げる。
そもそもの語源はそうであるけれど、なんだか
少し論点がずれているような気がするのは私だけであろうか……。
この回は組織づくりに関するコラムであったのだが、最後は
「一見怠けものにみえるけど、勝負どころで力を発揮する」
人を混ぜた「
ハイブリッド型雑食系組織」が強いと結論づける。
だがしかし、採用の段階で
ギリギリにならないとお尻に火がつかない人か
本当の怠け者かをどうして判断できようか。
「肉食系」はこれからの育児テーマか??
そんなこんなで、「
肉食系男子(女子)の育て方」に関しては、子育てママは興味津々なものの、まだ
専門家たちも試行錯誤の段階の様子。
しっかりした理論は、確立されていないようである。
しかし、時代の流れを受けて
「肉食系」は子育ての中でもキーワードになりそうな予感。
今後も「肉食系男子女子の育て方」に関する情報があれば、配信していきたい。
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http://mamakoe.jp/pc/ranking/ranking.php?id=1838ママこえランキング:女の子のママに質問!わが子には、あえて言うなら肉食系OR草食系、どっちに育ってほしい?
http://mamakoe.jp/pc/ranking/ranking.php?id=1840MSN:時代に勝つ「肉食系男子の育て方」道場
http://donicchi.jp.msn.com/column/coaching_list.aspx