「女性セブン」で語られた「婚外子」という選択
日本では現在、結婚しないまま出産する「婚外子」が増えてきているという。
株式会社カラットクラブの代表で、夫婦問題研究家の岡野あつこ氏が、8月8日号の「女性セブン」で、現在の「婚外子」の背景について語っている。
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日本における「婚外子」の問題
日本で「婚外子」を選択する女性は、年間2万人にものぼり、注目を集めているという。「婚外子」をめぐり、さまざまな問題も取り上げられており、この秋から、民間の婚外子の遺産相続が違憲となる可能性も出てきている。
岡野あつこ氏は、この現状についていろいろな背景があるという。
「婚外子」を選択する女性たち
女性たちが結婚しないで子どもを出産する背景には、以下の2つの理由が考えられるようだ。
男性のなかには、離婚しないままに子どもを作ってしまう人が多いという。岡野氏のところにも「彼女に子どもができた。どうしよう」という相談があるようだ。そういうタイプの男性は、離婚もせず、どっちにもいい顔を見せ、また他の浮気相手を見つけてしまうと岡野氏はいう。
そしてもうひとつの理由には、「親の援助」があるようだ。岡野氏は「親の理解が得られ、援助を受けながら子育てをする女性が増えている」と語っている。
現代社会では男性の収入も減り、愛人はいても養えない人が多くなっている。そんななか、価値観も変わり、親の援助という安心感から「婚外子」を選択する女性が増えているのかもしれない。
岡野あつこ公式サイト
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